私たちが出会ったころを、娘世代が生きている!?

日々のこと

lunch

友人とランチできる日々が、少しずつだけど戻って来た。

久しぶりの再会は憩いのカフェで

久しぶりの再会をどこで? と思うと、まず思い浮かぶカフェレストランがある。

御茶の水駅にほど近い「RESTAURANT1899」。緑茶専門店の和食ダイニング。

コロナ禍以前からときどき行っていて、当時からお昼時はいつも満席。ここ2年間はご無沙汰していたけど、コロナが落ち着いてきて、久しぶりにランチを!と思ったとき、いちばんに心に浮かんだ。

早速、電話してみると、変わらぬメニュー、変わらぬランチタイム。コロナ禍で閉めたり、縮小してしまった飲食店も多い中、変わらず在り続けてくれたことが、無性に嬉しい。

「1899」へは、御茶ノ水駅の聖橋口改札から出て、ニコライ堂を右手に見ながら、緩い坂道を真っすぐ下っていく。5分ほどで「1899」に到着するけど、そのまま真っすぐ進めば、都営新宿線の小川町。ちょっと足を伸ばせば神保町の古書店街だ。この辺りは歩いているだけでワクワクする。

入店時に消毒と検温があり、テーブルとテーブルの間にアクリル板が施されてはいるけれど、席数は以前と変わらず、ランチタイムは大盛況。相変わらず、満席の賑わいだった。

みんな、コロナ禍を忘れたわけじゃないけれど、さすがに2年半、もう限界だよね。会いたい人たちとなかなか会えない2年間は、私の人生50ウン年の中で、そこだけ切り取られてしまった気さえする。50分の2=25分の1。

冗談じゃない! これ以上、切り取られてたまるものか!

まあ、怒ってても仕方ないので、これからの日々を大切にするとしよう。

地球は狭いか?広いのか?

先日は、ドイツからようやく一時帰国が叶った友人と、ときを忘れてのランチタイム。

大学の入学式で出会った彼女とは、いつも語り出すととまらない。学生時代、しょっちゅう会っててもよく語り合ったけど、いまはドイツと日本。そもそも1年に一度会えるかどうかなのに、今回はコロナのせいで3年ぶりだ。

3年前には高校生だった彼女の娘は大学生になり、フランクフルト大学で心理学の道を歩んでいるという。

そうか、私たちが出会ったあのころに、もう娘が到達してるんだね。そう考えると、なんだか不思議。

いつ会っても、何年ぶりでも、当時と変わらない感覚でおしゃべりする私たちだけど、実はタイムカプセルに乗って、30数年のときを飛んできたような気がしてくる。しかも、そのほとんどの歳月を、彼女は日本じゃなくて、ドイツで過ごしている。

時間と空間が行ったり来たり……そんな不思議な感覚とともに、おしゃべりに花を咲かせていたら、あっというまにタイムオーバー。まだ語り足りない気はするけど、たぶんどれだけ話しても同じだろうな。

御茶ノ水駅へ向かう緩い坂道を上りながら、彼女は「そろそろ誰かドコデモドア、作ってくれないかなぁ」とつぶやいた。

3日後には15時間のフライトで帰途につく予定らしい。地球は狭い。だけど、やっぱり広いなぁ……(^_^;)

ドイツ土産にもらったカカオクラッセとフムス。

菓子

カカオクラッセは、カカオの味が濃くてコーヒーとピッタリ♡

フムスは中東や地中海地域の伝統的な家庭料理で、ひよこ豆のペーストなんだって。パンや野菜スティックにつけて食べるらしい。興味津々。週末の朝ごはんにいただこっと。

 

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