聞こえない声を聴く
町田そのこ・著『52ヘルツのクジラたち』を、ようやく読んだ。 3年越しの本 コロナ禍に突入して間もな ...
フリーランスを生きる
ノンフィクション本の打ち合わせで、編集者から渡された資料本の中にあったのが… 『マンガ 自営業の老 ...
娘が繋げてくれた15年ぶりの再会
娘、中学1年生。本日、中学初の体育祭。 嬉しい再会という目的 コロナ禍も落ち着き、今年からは保護者も ...
親子は他人と他人の不思議な出会い
先日、中島義道さんの『人生を<半分>降りる』を読んでから、なぜか池田晶子さんの言葉を思い出すことが多 ...
大人と子どもの境界線はある?
先月、娘が中学生になった。入学式の日、学校から新入生に1冊の本が贈られ、持ち帰ってきた。 20年前に ...
人の気持ちを理解することはできるのか?
人はそれぞれ、生まれながらに抱え持つものが違う。抱えているもの込みで自分自身。親子でも、きょうだいで ...
「某」が変化できなくなったワケ
あり得ない状況が普通のことのように感じられる。もしくは、ありふれた日常が歪んで見える。川上弘美さんの ...
哲学する人に出会う、考える
昔、編集者をしていた頃、他社の先輩編集者に「哲学って何ですか?」と聞いたことがある。 日本に哲学者は ...
私の「南の島」はどこだろう
『食堂かたつむり』『らいおんのおやつ』『にじいろガーデン』――小川糸さんの作品はどれも、タイトルと表 ...
ご機嫌に生きていくのは難しい?
石井睦美・著『ご機嫌な彼女たち』。湯気が香ってきそうな表紙絵に惹かれて手に取った。 親から離れていく ...
生と死の境を、1回だけ飛び越えられる?!
もしも、一生に一度だけ、亡くなった人に会うことができるチャンスがあるとしたら・・・ きっとある、あっ ...
闘わない乳がん闘病記『くもをさがす』
作家の西加奈子さんが、カナダ留学中、乳がんになった。 初のノンフィクションは 言葉の壁と、医療体制の ...
誰もが、自転しながら公転してる
山本文緒・著『自転しながら公転する』、なんて魅力的なタイトルだろう!と思った。 女性が生きていくとい ...
「普通」から解き放たれてみる
ときどき、吉本ばなな作品を無性に読みたくなる。 「読みたきゃ、読めば?」 先日もそんな日だった。図書 ...
この世には、思いがけない奥行きがあるのかも
1カ月半ぶりに、ブログを開いた。 書くことが思い浮かばない 夏の終わりから今日まで、何をしていたのだ ...