いちご狩りならぬ、いちご尽くし
土曜の午前中、「いちご狩りに行きたい」と娘が言い出した。
いちご大好き娘
離乳食を終えてすぐ、いや、終える前から、いちごには目がない。
1歳の誕生日に、まだ生クリームが食べられないので、柔らかいホットケーキの上にいちごを飾ったら、いちごだけあっという間に食べ尽くし、あとには、ただのホットケーキが残された('◇’)ゞ
初めていちご狩りに行ったのは確か2歳のころ。嬉々として食べ続け、ついには気持ち悪くなり、ついでにお腹も壊した。
そんなことがあっても、娘はとにかく、いちごが大好き。
久しぶりにカーシェアして
我が家はとにかく直前主義(?)。
単に、前もって予定したり、用意するということが苦手ってだけだけど。いや、行きたいと思ったら、すぐ行きたい、だけかな。
「いちご狩り」案が出たのが土曜日。早速、この土日に「いちご狩り」できる場所を探したけれど、案の定、コロナ禍の今はどこも予約制、かつ週末は、どこも数週間先まで埋まっていた。
いっきに暗雲たちこめたのも束の間、夫がすばらしい代替案を出した。埼玉県三郷市にある「Ichina Farm」といういちご農園&カフェが、数週間前に「アド街ック天国」で紹介されていたというのだ。
早速、問い合わせてみると、併設のカフェなら予約なしでもOKとのこと。「テレビ放映後は混雑していたけど、ようやく落ち着いてきたタイミングです」との電話口の店主の言葉も後押しになった。
いちご狩りをしたい娘は、最初、首を横に振った。ところが、いちごを1パック使っているという「Ichinaパフェ」の写真を見た瞬間、満面の笑みに早変わり。人の表情が変わる瞬間は、スローモーションを見てるみたいでおもしろい。
「よーし!もぎたていちごを食べに行こう!」と方向転換。
久しぶりにカーシェアして、翌日の日曜日、家族3人で北へ向かった。目指すは埼玉県三郷市。
いちご1パック分のパフェ!?
到着したのは午前11時過ぎ。11時オープンの店内は満席で、15分ほど外で待っただろうか。
いちご狩りのハウスが併設されていて、予約客が5人、ハウスへ入っていった。おじいちゃんとおばあちゃんとお孫ちゃんたち。きっと、何週間も前からきちんと予約を入れていたのだろうな。えらいなー。
なんて思いながら、広くて青い空を眺めているうちに、名前を呼ばれて店内へ。
見事なまでにいちご尽くしの「Ichinaパフェ」を見て、テンション最高潮!
もちろん、3人とも「Ichinaパフェ」。普段は甘いものを食べない夫も、ここは迷わず「Ichinaパフェ」。
最近、あまり胃の調子がよくないので、パフェなんてどうかな…と思いながら、私も迷わず「Ichinaパフェ」。
食べ切れないだろうと思ったら、不思議なほどにペロッと食べてしまった。向かいの夫も同じく完食。娘はいわずもがな。いや、娘は、父母が残すだろうと期待して待っていたのに、追加分はなく、拍子抜けした様子。
やっぱり、朝採れの完熟いちごはおいしい! 胃も元気になった気がする。
パフェと一緒にいただいたプレスコーヒーも絶品だった。プレスコーヒーはたっぷり2杯分あって、カップも2脚用意してくれる。なかなか素敵なカフェだ。
いちごを食べるためにここまで来たけれど、絶品いちごと美味しいコーヒー、そして何よりほっこりした時間をいただいた。
帰宅後、「Ichinaパフェ」が忘れられない娘は、冷蔵庫に残っていたいちご5粒とヨーグルトで、またも「いちごパフェ」を創作。私まで一緒になって作ってしまい、夕方にはまたもや、いちご……( ̄▽ ̄;)
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