アロエが元気になった!

日々のこと

アロエ

娘が母(おばあちゃん)に株分けしてもらったアロエ。実家の庭に育っていたアロエの子どもを植木鉢に植え換えて、大事に持ち帰ったのが1年前だ。ベランダで育てていたのだが、冬の終わりに、気付いたら全体的に元気がなく、黒っぽくなっていた。

枯れてしまうのか……

寒かったのだろうか。植木鉢が小さすぎて根が張らなかったのか。いや、原因は、水やりがおろそかになっていたからだろう。最初は、欠かさず水やりしていた娘も、日が経ち、学校支度に追われるうちに、朝の水やりを忘れるようになっていた。

じょうろ

洗濯ものを干すついでに水やりしていた私も、いつの間にか途切れ途切れになっていた。そんな状況では、いくら手のかからないアロエとて力尽きる。申し訳ない気持ちでいっぱいになった。

このまま枯れてしまうのか…。今さら遅いとは思いながら、それからは1日おきに欠かさず水をやった。

火傷のたびにお世話になった

ある日、揚げ物をしていたら、突然、油が飛び、手の甲に火傷した。すぐに流水で冷やしたが、燃えるように痛む。ふとアロエを思い出し、まだ黒っぽいままだったけど、火傷した場所に貼り付けて眠った。

翌朝、火傷した場所は赤いままだったけど、痛みはかなり引いていた。その後、火傷跡は赤から黒に変わり、このままシミになってしまうのかとため息が出たけれど、10日ほど経つとカサブタになってポロリと剥がれた。

その下には新しい皮膚が待っていてくれた。アロエのおかげだ。ありがとう!

思えば、幼いころから、ちょっとした火傷をするたびに、母がアロエを塗ってくれたっけ。「これで治るの?」と半信半疑の私だったが、母にアロエを塗ってもらい、そこに大きな絆創膏をしてもらうのが好きだった。

しかもアロエは、そのたびに絶大な力を発揮した。もし実家の庭にアロエが植わっていなかったら、おっちょこちょいの私の手足は、いくつかの火傷跡が残ったことだろう。

そんな日々を思い出しながら、1日おきに水をやった。肌寒かった3月から4月、そして初夏へ。黒っぽかったアロエが少しずつグリーンに戻り、元気なく寝ていた体も起きてきた。今は元気に背丈を伸ばしている。いつまた火傷しても大丈夫だ。

アロエ

 

それにしても、元気を失い、黒っぽくなったあのときのアロエは、実際に枯れかけていたのだろうか。結局、途切れ途切れだった水やりが原因だったのか、それとも季節的なものだったのかは不明のままだ。

 

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