スカスカの冷蔵庫を前に、考える
週に一度のパルシステム(coop)の日を、娘は「おやつがある日」と呼んでいる。
食材在庫、黄色信号
コロナ禍、とくに感染爆発している今のような時期は、ことのほかパルシステムがありがたい。
コロナ禍前は、その日の食材は基本、その日に買いに行っていた。時間があると売り場をぐるっと見て回り、気づくと、両手に食材やら洗剤やらを提げて帰って来たりしたものだけど……。
いまや、食料品が枯渇してこないと、人が溢れるスーパーには足が向かない。さすがに卵がなくなりかけたら、行くけど。
さて、昨日がまさにそんな日だった。卵の残りがあと1個。これは私の中で、食材在庫、黄色信号のしるし。
野菜はかぼちゃ4分の1個、大根2分の1本、人参1本、ピーマン3個あるけど、お肉ナシ。魚ナシ。
うーん、これは、どう見積もっても買い出し日だ。
なのに、「明日、パルがくるんだよね……」と、ちょっと踏みとどまってしまう。
明日のパルを待って今あるもので凌ぐか、それともスーパーへ買い出しに行くか……。
ここでヘンな感情が生まれてくる。
翌日のパルを待ちきれずに買い出しに行ってしまうと、なんだか「負ける」気がするような……。
なんだそりゃ('◇’)ゞ 何と闘ってるんだ、私?
とにかく、スカスカの冷蔵庫とにらめっこ。ここにある食材だけで、いかに見目麗しい夕食を作り出すかというゲームのスタートだ!
ここで冷凍庫を確認すると、おっ、鶏肉の手羽中を発見!
よーし、肉があるなら、何とかなる! 夕食は手羽中と野菜のオーブン焼きで決まり。
彩り豊かなオーブン焼きに満足
手羽中のオーブン焼きは、最近、娘のお気に入り。夫も骨付き肉が好き。私は簡単だし、家族は喜ぶし、ありがたいメニューなのだ。
手羽中をジップロックに入れて、そこに塩こしょう、にんにくのみじん切りとオリーブオイルを投入。しばらく冷蔵庫で寝かせる。何となく気が向いて、すりごまも入れてみた。
手羽中を寝かせている間にオーブンを240度に予熱。その間に、かぼちゃ、にんじん、ピーマンをカットして塩コショウ。240度になったら、手羽中と野菜たちをオーブンに入れて25分で完成。
なんて簡単なのだろう。オーブンが頑張ってくれている間に、昆布で出汁をとり、大根、人参、油揚げで味噌汁も完成。
ご飯は昨日炊いていたのがあったので、チンして、はい出来上がり!
ありものだけで拵えたわりに、見栄えもなかなか(#^.^#)
手羽中はこんがり、かぼちゃと人参とピーマンも、彩り豊かな食卓を演出してくれている。
ほんの2時間前、スカスカの冷蔵庫前で「どうしたものか」と悩んでいたことなど、遥か彼方へ飛んで行った。
おかずが何もない!?
ところが……困ったのは翌朝、つまり今朝だ。
ご飯は朝炊けばいい。だから、ご飯と味噌汁はあるんだけど、おかずがない(・_・;)
卵がない。昨晩のオーブン焼きはすっかり食べ切ったから、鶏肉はもちろん、かぼちゃも人参もピーマンもない。つまり、冷蔵庫、からっぽ。何もない。
苦し紛れに、ご飯をおにぎりにして、おにぎりとお味噌汁でごまかした(-_-;)
さすがに今日は買い出しに行くべし……と思ったら、朝からみぞれ混じりの冷た~い雨。そろそろ雪になりそうだ。
そうだ! 今日はパルの日(#^.^#)
何を頼んだっけかな~?
たしか、ひき肉とピーマンは頼んだ覚えがある。今夜のメインはピーマンの肉詰めかな。
こうして、我が家の食材枯渇は、パルに救われるのだった。
さすがに、ここまできれいサッパリな冷蔵庫にしちゃいかんなぁ。旅行前日じゃあるまいし( ̄▽ ̄;)
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません