音ゲーにはまっている

日々のこと

これほど雨続きのお盆もめったにない。

雨続きのお盆

全国的な豪雨で、九州や中国地方がまた大変なことになっている。福岡の友人は大丈夫だろうか…。毎月お米を購入している熊本の農家さんは、田んぼが気になって豪雨の中を見に行ったりしてないだろうか…。気象情報を見ながら心配が募る。

土曜の夜中には、千葉でも「土砂災害の避難呼びかけ」の放送が大音量で流れ、何事か!と飛び起きた。慌てて時計を見たら、真夜中、2時35分だった。

お盆で家族全員、家にいるのに、出かけることもできない。気象情報を気にかけつつ、手持ち無沙汰。そんなとき、娘がここぞとばかりに「iPadにゲームのアプリを入れて」と言い出した。

ピアノタイル?!

正確に言うと、何度も言われている。で、そのたびに「だめよ」と断ってきた。コロナ禍に入って間もないころ、必要に迫られてiPadは買ったけれど、それはゲームをするためではないから。

ただ、今回は、よく聞くと、「ピアノタイル」とかいう音楽ゲームを入れたいと言う。

いわゆる「音ゲー」というものだ。数年前に祖父母の家でいとこのお兄ちゃんがしていて、そのときからずっと憧れていたらしい。お兄ちゃんの指が魔術師のように動いてかっこよかったのだとか。貸してもらってやってみたら、「すぐ終わっちゃった」らしい。

そんなわけで、雨で暇で、とにかく時間を持て余していたから、ついそんな娘の口車(?)に乗って、「ピアノタイル」を検索。まんまと入れる運びとなった。

集中力って何だろう?

ところが、である。これがめちゃめちゃ面白いのだ。

ジブリ音楽から映画音楽、クラシックもあれば、ワケのわからない音楽までいろいろ入っていて、流れてくる音に合わせてタイルをタッチしていくと、あたかもピアノを弾いているような気持ちで、音楽の中に入っていける。

それなら、ピアノ弾けばいいじゃん!と思わなくもないけど、ピアノとはまた違う。音楽とのこんな触れ合い方もあったんだと、人生50年、いや51年にして腰を抜かした。

なんといっても、集中力がすごいのだ。こんなに集中したのは何年ぶりだろう。集中して音を聴き、指を動かす。少しでもミスタッチがあると、そこでジ・エンド。それがまた、たまらない。

続けるうちに気づいた。集中には2種類ある、と。つい歯を噛みしめてしまうような力んだ集中をしていると、すぐ間違えてジ・エンド。

あえて力を抜くのだ。腕から指から、そして体全体から力を抜き、音楽を楽しみながら、奏でる気持ちで指先だけを意識すると、グッと点数が伸びた。

いやいや、面白過ぎる。というわけで、大雨続きのお盆の2日間、娘と二人、音ゲーにはまりまくった。今、私は「アメリ」に挑戦中。最後の超絶テンポアップ箇所で、どうしてもつまずいてしまう。これだけは、なんとかクリアしたい。娘より真剣になりそうで、まずい。

これって、集中力アップにも、老化防止にもなるんじゃない?

ちなみに、娘のほうが数段、うまい。

 

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