甲子園ってどんな場所?

日々のこと

空

1週間、雨が降り続き、久しぶりの晴れ。関東は晴れたけど、西日本ではまだ災害級の雨が続いているようで心配だ。

なぜもっと早く決定しなかったのか?!

昨日の甲子園1回戦、大阪桐蔭vs東海大菅生の一戦を、日本中がどんな思いで見守ったのだろう。8回途中で雨天コールドという結果に愕然とした。

ワンナウト1,2塁、次のバッターがもしホームランを打てば同点という場面だった。いくら何でも、この場面でのコールド決定はないだろう。

というより、なぜもっと早く雨天順延を決定しなかったのか。

ぬかるみに足を取られて投手がマウンド上で転倒し、打球がぬかるみにはまってバウンドしないので打てばすべてヒットになってしまい、打者のバットがすっぽ抜けて飛んでいってしまう。そんな状況になるまで、なぜ試合を続けたのだろう。いや、続けさせたのだろうか。

気象予報の技術は進み、いまや雨雲レーダーを見れば数時間後までなら天候がどう動くかはほぼわかる。だから、わかっていたはずなのだ。降り出した雨がいっときのものではなく、降り続くことも。そして大雨になることも。

それなのに、雨が降り出しても、降り続いても試合を止めることなく、選手が足を滑らせて転んでも、ぬかるみにはまっても続けられた。その挙句の8回のあの場面でのコールド決定。それはないよ…と誰もが思っただろう。

甲子園という舞台

甲子園で流す涙は、勝者も敗者もなく、いつも素敵だ。私が物心ついたころから甲子園が好きなのは、甲子園で全力プレーする選手たちが本当にかっこいいからだ。嬉し涙も悔し涙もすべて素敵で、かっこいい。

だけど、今回のこの涙は悲しすぎる。

コールド決定の悔しさはもちろんあるけれど、ぬかるみに足を滑らせて思うように動けなかったり、バットがすっぽ抜けたり、そんな姿を彼らは見せたくなかったと思うのだ。この場所にくるまで何年も、泥まみれになりながら必死に練習してきた彼らにとって、甲子園は晴れ舞台。そこに大人が、大雨とぬかるみを用意してどうするのだ!

……と、その様子をテレビで見ながら、1人、ヒートアップした。

コールド負けが決まった後、2度もマウンド上で足を滑らせて転倒した東海大菅生の本田投手はこう語った。

「苦しいことがたくさんあると思うけど、野球が好きなのでこれからも続けていきたいです」

組み合わせが決まったときは、1回戦でこの顔合わせか…とも思ったが、それも甲子園の良さだ。どこまでもフェアな舞台で、必死に技術を磨いてきたもの同士がガチでぶつかる。だから、驚くような奇跡も生まれるし、喜びも悲しみも詰まっていて、すべてかっこいい。

そんな舞台に憧れて、たくさんの野球少年たちが甲子園を目指す。いま、この瞬間も目指している。甲子園は、そんな彼らを全力で迎え入れる場所であってほしい。

大会スケジュールなんていう「大人の都合」は、何の迷いもなく後回しにすればいい。2学期にずれこんだっていいじゃないか。そんな年もあったよね、と語り継がれる年があっていい。選手たちが全力で走り回れる場所だけは守ってほしい。

 

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