日曜の朝食は娘作
今朝早くから、娘がひとりでキッチンに籠って何やら格闘していた。
ひとりキッチンに籠る日曜の朝
学校で、希望者を対象に「朝食コンテスト」なるものが催されるらしく、イベント大好きな娘は、迷わず手を挙げたらしい。
週末の朝食をひとりで作り、それを写真にとって、工夫したところなどを書いて提出。各クラスから数人ずつ選ばれて、どこかに応募するそうだ。
昨日の土曜は、パンやらミニトマトやらブロッコリーやらを買い出しに行っていた。私は完全に外野を決め込み、ことの成り行きをただ見守った。今朝も、あえてキッチンに顔を出さず、寝坊しているふりをした(実際に寝てた)。
一度のぞきに行くと、お気に入りの「NiziU(ニジウ)」の曲をかけながら、ひとりでキッチンタイムを愉しんでいるようだったので、さらにほっておいた。
朝食のはずだけど、「できたよー」と声がかかったのは、9時半を回ったころだっただろうか。
サラダボールはブラックに
なんだか、めちゃめちゃ豪華な朝食が仕上がっていた。
聞くと、コンテストにはいくつかの条件があって、主食(パンかご飯)と主菜(肉か魚)、それに副菜(サラダなど)とスープもつけなくてはならなかったらしい。普段、キッチンに立つことのほとんどない娘にとって、これだけの品数を作るのは、さぞ大変だったことだろう。
お皿は最初、ホワイトで統一したけれど(我が家はほぼ白しかない)、最後にサラダだけはブラックに変えたと、ちょっぴりドヤ顔で語った娘。
なんでも、サラダも白いサラダボールによそったらサラダにばかり目が行ったので、あえて黒で締めたそうだ。その目的が果たされているかはさておき、一皿だけ色を変えたのは、なかなかよいセンスだと私も思う。
フレンチトーストの卵液の残りを、スクランブルエッグにしてトーストに載せたのは、ナイス!
そんなわけで、今日の朝食は、娘作、ホテル風ブレックファスト。朝からこんなに盛り盛り食べたのは久しぶりだった。
2時間以上キッチンに籠った感想を聞くと、「疲れた」と一言。
2つ、3つのことを同時にするのでワケがわからなくなったり、まあいろいろあったようだ。段取りに気を取られて味見を忘れたようで、スープにはほとんど味がなかったけれど、フレンチトーストとサラダ、そしてウインナーはおいしかった。
とりあえず、料理は頭を使うことを肌で感じたらしい。
こんなに品数はなくていいから、これからも週末には娘に朝食を作ってもらいたいものだ。
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