免許更新でふいに出会う、5年前の私と今の私?!
数日前、免許更新のハガキが届いた。
やっぱりペーパードライバー
運転しない私にとって、免許は高級な身分証明書。それでも、いつか運転するかもしれないと思って更新し続けている。
数年前、娘と二人で糸島半島を旅することにしたとき、「車で動きたい!」と思って一念発起。「ペーパードライバー講習」なるものを何度か受けて、せっせと路上で練習した。
最後には教官から「大丈夫でしょう」と言ってもらったけれど、隣に教官が乗ってない状況で、しかも幼い娘を乗せ、かつ旅先の知らない道をレンタカーで運転するなんて、どう考えてもハードルが高すぎた。
で、あっけなく車移動はあきらめた。あれから3年。やっぱり私は今もペーパードライバー。
さて、5年ぶりの免許更新。今回も、もちろん更新するよ、高級身分証明書。
「グッド ジョブ!」運転手さん!
私は、期限付き「やること」リストが苦手だ。
期限を忘れちゃシャレにならないから、まずは免許更新ハガキをカレンダーのすぐ横に置いたのだけど、やたら気になる。常に「早く行ってよね!」と急きたてられてる気がして、どうも落ち着かない。
だから、すぐ行くのだ。思い立ったらすぐ。
というわけで、ハガキが届いた3日後の朝、「今日だ!」と突然思って、免許センターへ向かった。
午前中の受付は10時まで。早いなあ。家を出たのは9時。思い立ったのが8時半なのだから仕方ない。まあ、間に合うだろうと思っていた。のだが……
駅に着いたら、いきなり電車が異様に遅れていた。今朝の地震のせいらしい。この辺りはそれほど揺れなかったけど、茨城県北部は震度5弱だったとか。
45分あれば到着できると思っていたのに、免許センターの最寄り駅に着いた時点ですでに10時10分前。ここからバス待ちしてたら、どう考えても到着は10時を過ぎる。
背に腹は代えられぬ。ここまで来て無駄足は、時間も電車代ももったいない。
タクシーに飛び乗って、免許センターへ。
「え?午前中の受付、10時まで?以前は10時半までやってたけどね。コロナ禍だからかなあ」と運転手さん。何だかいろいろおしゃべりしてくれるんだけど、こっちは急いでるから、それどころじゃない。
でも、さすがのタクシー運転手さんは、「ここから入って走ったほうが早いよ!」と、絶妙な位置に車を停めて誘導してくれた。御礼とともに駆け出し、滑り込みセーフ。「午前中の受付、そろそろ終わりまーす」の「「終わりまー」ぐらいのところで駆け込んだ。
「グッド ジョブ!」運転手さん!
まあ、そこからもポロポロと人は並んで、結局、完全に受付を終了したのは10時5分を回ってたけどね。ともかく、10時に滑り込めたことに、半ば興奮気味に満足していた。
あ、垂れたんだ……
で、何しに来たんだっけ?
あ、そうそう、免許、免許。
というわけで、あとはベルトコンベアーに載せられるがごとく、何も考えぬまま、誘導の通り進み、30分間の優良ドライバー講習を受け、真新しいゴールド免許を受け取って、終了。
新しい免許の後、これまでの免許も返された。2枚を並べると、5年前の私と今の私が並んでいた。
明らかに老けた……。認めたくないけど、目の前にさらされた現実。ヒエーッ( ̄▽ ̄;)
顔にお肉がついたわけでもないのに、そう見えるのはなぜ?
あ、垂れたんだ……('◇’)ゞ
顔のパーツ、お肉の分量はさして変わらないのだけど、それらがすべて、重力に添って流れたんだ……下へ。
オー! マイ ゴッド!
分かっちゃいたけど、こうはっきり提示されるとメゲるってもんだ。やになっちゃう。
免許センターを後にしながら、重力に逆らう方法を考えていたら、ついぼんやりして反対行きのバスに乗りそうになった。乗らなかったけど。
とりあえず、「あいうべ体操」でもやってみるかな(^▽^;)
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