今、大人ができることは何だろう?
クリスマス前後に少しだけ体調を崩した夫と娘も、完全復活。元気に年が越せそうだ。
会いたい人に会えること
オミクロン株は、クリスマスという世界的な祭典をあざ笑うかのようにいっきに広がり、とうとう日本にもやってきた。
最初に市中感染が確認されたのは12月22日、大阪。そこから京都、東京、福岡、愛知……と日を追うごとに市中感染が明らかになる。
10日前、少なくとも日本は落ち着いていた。感染者数が激減した10月以降は、感染対策を取りながらではあったけど、コロナにさほど行動を阻まれることなく過ごせていたように思う。
会いたい人に会えることがこんなに嬉しいことだと、つくづく知った。
先週までは、友人同士でも「今年は平穏な年末年始を送れそうだね」が挨拶代わりだったのに。たった1週間で状況が変わってしまった。
ホワイトスクールに行きたい!
とはいえ、感染爆発に至っていないことだけは、かろうじて救いだろうか。今が人に会うギリギリのタイミングになりそうで、それがまた悩ましい。
ここで会うべきか、会わざるべきか……。
年が明けてしばらくしたら、またもや目も当てられない状況になるかもしれない。そうなると、また昨年のように長い間、会えなくなる可能性もなくはない。
そうなったら、娘たちがずっと楽しみにしてる学校の宿泊行事、ホワイトスクール(スキー教室)も開催が危うくなるだろう。そう考えただけで胸が痛くなる。
4年生のグリーンスクール中止に始まり、学校行事は軒並み中止。運動会もお祭りも合唱祭もすべてないまま、2年の歳月が過ぎようとしている。
ようやく、5年生の冬にホワイトスクールができそうだと喜んで準備している子どもたち。この子たちにまたも「中止」を告げるなんて、それだけは何としても避けたい。
皆、事情はそれぞれだろうが、思いはきっと同じだろう。
そんな思いも、あんな思いも、おかまいなしなのがウイルスというものか。
だとしたら、こちら(人間)も、もっと知恵を出して、できることは何でもする覚悟を持って、このオミクロンとやらに立ち向かわないといけないんじゃないだろうか。
できることって何だろう?
この2年、アルファ株、ベータ株、デルタ株と、何度となく同じような状態に陥ってきた。そのたびに、結局、同じことを繰り返しているように思う。
まず、大学生が学生生活を止められ、小中学生、高校生は行事と部活を止められる。それでも結局、感染は広がり、医療体制がひっ迫。大人は仕事に行かないわけにいかないから、ビクビクしながら電車通勤。朝のラッシュでは皆、マスクしてうつむき、咳でもしようものなら白い目で見られ……。
オミクロン株でも、また同じことを繰り返すのだろうか?
これまでのやり方が軒並み後手後手になっているのなら、検査であれ、ワクチンであれ、とにかく考え得るすべてをまずやってみて、そこから不要なことを省いていく方向に切り替えてもいいのではないかと思う。
まずはこの年末、無症状の希望者は誰でもPCR検査を気軽に受けられるようになったのは新しい試み。この試みが吉と出るか否かはわからないけど、何もしないより、きっといい。
COVID-19が地球上に姿を現して2年が経った。相手が手ごわいことだけは誰もが知っている。ならば、何にせよ、試みてみること。やってみることが大切だと感じている。
会いたい人にいつでも会える――そんな日々に向かう2022年でありますように。
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