赤飯、初の成功か?!
昨日、家でお赤飯を作った。
「お赤飯は、ばあば」
人生51年、恥ずかしながら、これまで一度も、赤飯をうまく炊けたことがなかった。
実家に遊びに行くと母がよく作ってくれた。我が家は皆、その味が大好きなので、いつしか「お赤飯は、ばあば」になっていた。私がそうしたのかな……('◇’)ゞ
何度か母に口頭で教わったし、レシピをメモしたこともある。が、時間が経つとキレイサッパリ忘れてしまうのだ。
仕方なく、クックパッドを頼りに作ったこともあるけど、どうもうまくいかなかった。
というわけで、いさぎよく「お赤飯は、ばあば」だったのだ(*^-^*)
それはそれで私はラクなので、なんとなくそのまま来たし、これからもお世話になろうと勝手に思っていたのだが……。
2か月ほど前のこと。久々に実家を訪ねたら、いきなり小豆の計量が待っていた。有無を言わさぬ勢いで、母の「赤飯講座」が始まった。メモでもなく、レシピの伝授でもなく、実習だった。
百聞は一見に如かずってことね……。
そんなわけで、たぶん、めでたく、母の赤飯を伝授された(と思う)。
そして昨日、満を持して、いや、やっと(?)、自力で赤飯を作ったというわけだ。
なかなかの出来栄え!
小豆ともち米の分量は母直伝(母独特)の方法でバッチリ。
ポイントは、小豆をいったん煮だしてアクをとること。
あとは、母との実習を思い出しながら、丁寧になぞっていった。
最後に、「ね、簡単でしょ!」と言った母の声と表情を思い浮かべて、終了。
うん、たしかに圧力鍋を使えば、時間もそうかからないし、難しくない。
出来上がりの色も、気持ち、小豆を多めに入れたこともあって上々だ。
仕上げにふりかける胡麻は、香りを出すために乾煎りすることにした。
で、胡麻を炒り始めたら、匂いに敏感な娘が、香ばしい香りを嗅ぎつけてやってきた。
「私がやる!」
というわけで、娘が胡麻を炒り、炒った勢いで、なぜかすりこぎとすり鉢を出してきて、胡麻すりまで始めた。しばらくすりこぎと格闘し、風味豊かなすり胡麻ができあがった。
赤飯だから、すらなくてもよかったんだけど……(;^_^A
ま、いっか。
昔、離乳食のとき、よくやってたけど、今や、すっかり食器戸棚の奥にしまいこんでいたすり鉢とすりこぎ。
久しぶりに表舞台に登場だ。ときどきは使ってあげなくちゃね。
というわけで、無事、赤飯ができあがった。
なかなかの味! すり胡麻もいい仕事してる。
「ばあばのお赤飯だね」と娘もにっこり。大成功の巻。
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