5年生のホワイトスクール、実現を祈る!
小5の娘、来週、学校の宿泊学習でスキーへ行く(予定)。
皆、諦めていなかった
もう出発日まで秒読み段階に入っているが、それでも本当に実現するかどうか、親たちは皆、固唾を飲んで見守っている。なにしろ、日に日にコロナ感染者数が激増する状況。ほんとうに行けるのだろうか……。
3年生の終わりにコロナ禍に突入して以降、学校行事はほぼすべて中止になってきた。4年生の宿泊学習や遠足はもちろん、運動会、合唱祭もすべて中止。この子たちの小学校生活の思い出は、3年生でストップしてしまうのではないかと、本気で心配だった。
そして昨秋、ようやくコロナが落ち着きを見せたタイミングで、5年生のホワイトスクール計画が始動。5年生最後にようやく思い出が作れると、先生も子どもたちも何カ月も前から盛り上がった。
私たち親も、「ホワイトスクールだけは実現させたいね」が合言葉。10月に久々の授業参観が行われ、少しずつ日常生活を取り戻しつつあったあの3カ月間が、今となっては、はるか昔に思える。
12月に入り、欧米でオミクロン株がいっきに拡大した。それを知ったとき、「なんとか1月末まではもってほしい……」と自分勝手ながら、そう願ったものだ。
ところが、オミクロンは待ってはくれなかった。年明けとともに急拡大。日に日に「もう無理だろう…」と諦めムードが立ち込めていった。大人たちの間では。
ところが、子どもたちは、まったく諦めていなかった。行く気マンマン。「部屋割りを早く決めよう」と先生に迫り、どんどん計画を進めていく。
先生たちも、この状況を考えると、判断が難しかったと思う。あまり先行して決めごとをし、「結局、中止」という憂き目に合わせることを憂慮しているのだろうと推察した。
が、先生たちも諦めていなかった。年末に下見に行かれたとのことで、年明けに保護者に向けて「ホワイトスクール説明会」が催された。これには驚くとともに、嬉しかった。子どもだけでなく、先生も諦めていない、ということが。
あと3日で出発だ!
1月半ばを過ぎ、事態はますます深刻に。蔓延防止措置が適用されることになったとき、いよいよダメか……と親は皆、思った。
相変わらず行く気マンマンの子どもたちに、また「諦めよ」と言わなくてはいけないことが何よりつらい。
ところが、ところがだ。学校からのお知らせは、「状況が許す限り、最大限の対策を講じて実施します」とのこと(*´▽`*)
ただし、学校内で感染者が出たら事態は変わる。子どもたち、先生、保護者を含めて皆、現在、緊張の1週間を過ごしている。もし今自分たちが感染して、子どもたちの楽しみを、思い出を、奪うことだけはしたくない。そう思って、静かに息を潜めて(?)過ごしている。
あと3日だ。
あと3日、皆が元気に、無事に過ごせたら、子どもたちは笑顔でホワイトスクールに向かうことができるだろう。その日が来ますように……と祈らずにはいられない。
本日、娘と一緒にパッキングをした。用意したリュックに荷物が入りきらず、1つずつ荷物を減らし、なんとか入れ切った。もう、いつでも出発できる。このリュックがどうか、日の目を見ますように。
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