念願のコーヒーミルが!
以前からずっと欲しかった「コーヒーミル」をついに買った。
挽きたてコーヒー豆の魅力
長年愛用していたブレンダーが壊れて以降、コーヒーは豆でなく粉で購入してきた。格段にコーヒーミルがほしくなったのは、近所に珈琲豆専門店「銀河Coffee」ができてからだ。
ここで挽いてもらって粉で買ってきたコーヒーは、その日に淹れるとすごくおいしい。ところが、翌日、翌々日と日が経つにつれ、ものの見事に味が落ちていくことに気付いた。
挽きたて(挽いた当日)のコーヒー10gをドリッパーにセットし、まずはお湯を18g、少しずつ回しかける。すると、コーヒーが水分を吸ってフワッと膨らみ、同時に何とも言えない香ばしい香りが立ち上る。見ていると、盛り上がった粉の合間からフツフツと気泡が上がるのだ。
このときは、まだコーヒーはカップに落ちてこない。豆が開き、おいしいコーヒーを抽出する準備をしている段階といったところだろうか。
40秒ほどだってその動きが落ち着いたころ、再び10gのお湯を注ぐ。これが何のためなのか定かではないが、蒸らした豆を馴染ませる(落ち着かせる)ためだろうと、私は勝手に想像している。このとき初めて、コーヒーが1滴ずつ、ポトン、ポトンとカップに落ち始める。
そこから、お湯を150g注いで、コーヒーを抽出してゆく。少しずつ、注ぐ湯量にムラなきよう、時間をかけてじっくりと。ちなみに私は、少しでも多く飲みたいので、ちょっと足して170gを定番にしている。
コーヒーの淹れ方は諸説あるけれど、私は長年かけていろいろ試し、この淹れ方に落ち着いた。昔、出張先で偶然入った島根県松江市のカフェのマスターが教えてくれた淹れ方だ。
ようやく手に入れたコーヒーミル
お店で豆を挽いてもらって粉で買って帰ると、当日は、最初のお湯を注いだら豆がフワッと盛り上がって気泡が出てくるのだが、翌日には盛り上がりが小さくなり、3日目以降はほぼなくなる。それに比例して、味も残念なほどに落ちていく。
そのたびにガッカリし、コーヒーミルを欲しいと思い続けてきた。
せっかく買うなら挽き具合のいいものにしたいとか、この際、手挽きタイプにしようかとか、ごちゃごちゃ考えているうちに、何度も粉で買って、3日目にガッカリすること繰り返してしまったように思う。
先日、「銀河Coffee」で社長に会い、その話をしたら、「引き具合はどれもほぼ同じ。コーヒーは挽いてすぐ飲むのが断然おいしいよ」と言われ、即決。その日のうちにアマゾンで購入した。
タイムセール価格1930円也。翌々日には手元に届いた。
え? あんなに長い間悩んだのに、こんなにあっさり?と思うほどのあっけなさ。早速、豆を購入して、初挽きを経て、即、コーヒーを淹れてみた。
いつもに増して、ペーパーの中でふつふつと豆は膨らみ、気泡が出ては弾け、約40秒後、落ち着いた。できあがりは絶品!これを毎日飲めるかと思うと、気持ちが上がる。コーヒー摂取量がまた増えそうだ。
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