コロナが身近に迫ってきた今、思うこと
とうとう娘の小学校にも、コロナはやってきた。
緊張の1週間を過ごす
ちょうど1週間前、低学年児童に初めて陽性が確認され、学校全体に緊張が走った。とはいえ、親としては、無事を祈りながら我が子を学校へ送り出すしかない。
学校の対応は早かった。陽性者が出たクラスは即、学級閉鎖。児童全員、少しでも体調不良の場合は欠席するようにとの連絡が入り、緊張の1週間が過ぎていった。
火曜、水曜と一人ずつ児童から陽性者が出て、そのたびに学級閉鎖の一斉メールが学校から届く。皆が細心の注意を払いながら過ごしていることもあってか、陽性者が出たクラス内で、さらに感染が広がったという話は聞かない。
既にタブレットが配布されている5、6年生に対しては、「オンラインでの授業参加も可能とします」との連絡が学校から入ったのは、週半ばだった。
どうするかを娘に尋ねたところ、即答で「学校に行く!」。というわけで、娘は学校へ通い続けている。
大半の子どもたちは学校に来ているらしいが、何人かはオンラインに切り替えたようだ。とくに受験生のきょうだいを持つ子どもたちが切り替えているように思う。
受験生とその家族の思いを考える
今まさに、中学受験、高校受験の真っただ中。濃厚接触者は20日間もの自主隔離を余儀なくされる状況下、受験生のいるご家庭の心労はいかばかりかと思う。
感染するより、濃厚接触者になったほうが隔離期間が長いという摩訶不思議な現状。どうしてそういう事態になるかの説明はテレビで繰り返しされていて、それを聞くと、とりあえず頭では理解できるけど……。
陽性になった家族の隔離期間を終えた後、同居の陰性家族は、さらに10日間の隔離。10日から7日に短縮されたという話もあるけど、今は既に受験期真っただ中。3日間の短縮など、受験生には朗報にならない。
少なくとも今、家族内に感染者が出てしまったら、濃厚接触者となった受験生は、たとえ元気でも、受験会場に行けなくなってしまうかもしれない。本人が陰性で無症状の場合は保健室で受けられるようにするなど、さまざまな措置をとる学校もあるだろうが、ただでさえ緊張する受験という一大事、できるだけ平常心で臨んでほしいと親は切に願うだろう。
とにかく今は、何としても家族に感染者を出さない!
そんな覚悟とも言える思いを持って、まさに今、一日一日を過ごされているご家庭が、日本全国、どれほど多くいらっしゃることだろう。
学校に行きたいけど、受験中のきょうだいを思って、オンラインを選択している子どもたちもいる。みんなの思いが届きますように。受験生のみんなが、元気に、普通に、受験の日を迎えられることを祈ります。
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