「茅乃舎だし」のお味噌汁は

日々のこと

味噌汁

昨晩のお味噌汁は、久しぶりに「茅乃舎だし」で作った。何年ぶりだっただろう。

「茅乃舎だし」との出会い

娘は幼少期を福岡で過ごした。1歳を超えても母乳が好きで、あまり食べ物に興味を示さなかった娘。唯一、母乳以外に好んで口にしたのが、昆布から時間をかけてとった出汁(だし)のお味噌汁だった。

だから私も出汁に凝って、日々、昆布やいりこでとっていた。いりこは生臭さが残って赤ちゃんにはイマイチ。やっぱり昆布とかつおぶしが鉄板だった。

だけど、なかなか毎日、出汁とりに時間を費やしていられない。そんなときに出会ったのが「茅乃舎だし」だった。自然な味でとてもおいしい。「これはアリ!」だと思った。

ただ、なかなか高級な「茅乃舎だし」。普段使いできる価格ではない。買い置いて、ここぞというときだけ使っていた。

その後、福岡から東京へ転居し、さらに千葉へ。

娘も成長し、今では放っておいても食べまくるから、食べない心配なんて遥か昔のこと。出汁も、普段は昆布からとってるけど、時間がないときはパルシステム(生協)の「白だし」をちょいちょい使う。けっこうイケるんだ、この白だし。

「やっと会えたねー!」

昨日、友人と再会した。2年ぶりだった。

昔、編集部で机を並べていた同い年の同僚で、奇遇にも同時期に会社を辞め、同じ時期に東京を離れ、果たして、同じ時期に東京に戻ってきた。

吉祥寺近くのカフェで再会し、これからのことを語り合ったのは7年前だっただろうか。その後も、分野は違うけれど、互いにフリーランスで編集や書く仕事を続けながら、彼女の存在に励まされ、ときに助けられてきた。

1年に2,3回、近況報告を兼ねて二人でランチし、おしゃべりに花を咲かせていたのだけど、それもコロナ禍でストップ。昨日、2年ぶりにようやく会えたというわけだ。

互いの居住地、横浜と市川の間をとって、私たちはいつも、東京駅の丸ビルか新丸ビルで会う。昨日は新丸ビルの入り口で待ち合わせた。

顔を見た瞬間、「やっと会えたねー!」。二人とも同時だったと思う。

そこから数時間、会えなかった2年間を埋めるように語り合った。

そして、お土産にいただいたのが「茅乃舎だし」。うわあ、懐かしい! あのおいしい、高級出汁だ!

思い出深い懐かしい出汁を、彼女からいただいたことも、なんだか沁みた。

私からは大好きな珈琲豆屋「銀河珈琲」のオススメセット。たしか、彼女も仕事のオトモは珈琲だったから。

物々交換? いや、プレゼント交換だ。ワクワクするわ~、こういうの♡

個包装を破って、丸ごといただく

というわけで、早速、昨晩の我が家のお味噌汁は「茅乃舎だし」。

やっぱり、おいしい。普段のお味噌汁の風味がグッと高級になる。

ちなみに、「茅乃舎だし」は1回分ずつ個包装になっていて、袋ごと水から入れて出汁をとるのだけど、私はこの袋を破いて、中身を丸ごと入れる。この方法は、昔、友人に教えてもらった。

茅乃舎

聞いたときは「うっそー!」と思ったけど、試してみたら、風味もおいしさもグッと増した。たしかに、この天然素材は出汁がらとて、捨てるなんてもったいない。丸ごといただきたい。よく見たら、「茅乃舎だし」の用法欄にもこの方法が書かれていた。

もちろん、昨日も個包装の袋を破って、丸ごとすべていただいた。Oちゃん、ありがとう!

 

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