「かもめ食堂」のおにぎりを作ってみた

Bookエッセイ

おにぎり3

Amazonプライムビデオで「かもめ食堂」を観た。すっごい久しぶり。たぶん、15年ぶり。

大笑いしながら涙が出てくる

プライム会員(無料体験)のビデオ対象作品一覧を眺めていて、真っ先に目に飛び込んできたのが「かもめ食堂」だった。

15年ほど前、仕事で忙しい毎日を送っていたときに観て、不思議と涙が止まらなかった作品だ。

特別なストーリーがあるわけではない。小林聡美、片桐はいり、もたいまさこの掛け合いが面白くて、至るところで爆笑するのだけど、大笑いしながら涙が出てくる。そんな作品だった。

そもそも、出だしがガッチャマン。最高だ。

ヘルシンキの街角で小さな食堂を開いたサチエ(小林聡美)は、「おにぎり」を中心にシンプルなメニューを用意して、毎日、お皿をピカピカに磨いて、のんびりお客を待っている。

そんなサチエのもとに、不思議な力で吸い寄せられたかのようにミドリ(片桐はいり)とマサコ(もたいまさこ)がやってくる。

3人の女性は、それぞれ事情も性格も違う。事情に至っては、ちょいちょい小出しにされるけど、ほぼ明かされない。そもそもサチエはなぜヘルシンキに暮らしているのか。ずっと気になりながら展開を見守るのだけど、そのうち、そんなことはどうでもよくなっていく。

一人ひとり、皆、いろいろなのだ。ここにいるワケも、事情も、思いも、すべて。

だけど、ここが北欧フィンランドのヘルシンキの街角であることは、何かとても意味があるような気がする。ムーミンなのか、白夜なのかわからないけど。

おにぎりは、日本人のソールフードなり

ごく普通の、人と人の関わりを描いているようで、今、こういう繋がり方は難しい世の中なんだろう、とも思い、いや、人と人の繋がりに今も昔もないんじゃないかと、また思う。

この作品を初めて観たとき、かもめ食堂でサチエが淹れるコーヒーがなんともおいしそうで、淹れ方を真似た。お湯を注ぐときの手つき、回しかける手首の動きを。そして、お湯を注ぐ前に必ず「コピ・ルアック」とおまじないも唱えた。

そうやって淹れたコーヒーは、不思議と一味違って、おいしく感じたものだ。

今回は、コーヒーはもちろんだけど、それ以上に、おにぎりに魅了された。

ひと悶着あった後、皆でおにぎりをにぎり、頬張るシーンがある。具は、梅干しとおかかとシャケ。そこに塩を振って、素手でにぎる。

やっぱり、おにぎりは素手だ。今は、衛生事情からビニール手袋をしたり、ラップでにぎったりするけど、おにぎりだけは素手に限る。味が違う。

観終わってすぐ、いてもたってもいられなくなって、ご飯を炊いた。そして、炊き立ての白ご飯で、梅干しとおかかと明太子でおにぎりを作った(シャケがなかった)。もちろん素手で。

そして、ランチに一人、おにぎりを食べた。そういえば、おにぎりを食べることじたいが久しぶりだった。

うん、やっぱりこれこそが日本人のソールフードだ。シンプルにおいしい。

娘のおやつも、今日はおにぎり(*^-^*)

学校から帰ってきたら驚くだろうな。たぶん最初は「えーー!」と眉をひそめるだろう。でも、食べ出したら、きっと止まらなくなる。その様子が目に浮かぶ。だってこれ、美味しいもん!

 

にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ
にほんブログ村
↑ ブログ村のランキングに参加しています。応援クリックお願いします。