「アラベスク第1番」、ほんとに弾ける?

日々のこと

楽譜2

ドビュッシーの「アラベスク第1番」に取り組んで、かれこれ4カ月が経とうとしている。

マイペースで、細く長く続けていく

とはいっても、私のレッスンは1カ月に2回のスローペース。細く長く続けていきたいので、無理はしない。

練習できない日が続いても気にしない。仕事と家事の合間に、ちょこちょこ割り込ませて弾いている感じ。

振り返ってみると、だいたい3カ月で1曲を仕上げているペースだ。普段は、楽譜を見つつ気持ちよく弾けるようになったら、次の曲へと進んでいる。

けれど、今回は違う。

4カ月を過ぎたけれど、まだ「アラベスク」を弾いている。暗譜は先週、完了した。

今は、ベートーヴェンともショパンとも違う、ドビュッシーならではの世界観に少しでも近づけるように、毎日、少しずつ弾き続けている。

実は今回、無謀にも、「大人の発表会」なるものに初めて出てみることにしたのだ(;^_^A

私が最後にピアノの発表会に出たのは、たしか小学6年生。翌年には、父の仕事の都合で広島から千葉へ転居したので、引っ越しのどさくさと、部活が忙しいのを理由に、ピアノをフェイドアウトしてしまった。

あれから……かれこれ40年!?

まさか50歳を過ぎて「発表会」なんて考えたこともなかったけど、これが不思議なもので……。

昨年まではにべもなく断っていたのに、ピアノを再開して3年が過ぎ、今回、先生に声を掛けられたとき、ふと「出てみようかな……」と思っている自分に気づいた。そして、そう思っていることに私自身、すごく驚いた。

「出てみようかな」と一瞬でも思ったことを大事にしようと思った。だから、思い切って出ることにした。早い話が、単なる勢いだ。

「出てみます」と返事をしたのが2カ月前。まあ、まだ日にちもあるし……というのが正直なところだったけど、まいった。なんと、もう1月半ばを過ぎたではないか。

ノリとなりきりで舞台に立つ

発表会は2月初めの週末。もう2週間ちょっとしかない。

今でも、「ほんとに出るの?」と実は思っている。

正直、そうそう練習できてるわけでもない。お正月前後、数日間まったく弾けない日が続いたら、見事に忘れかけていて焦ったりもした。

子どものころと違って、暗譜はできていても、一度間違えるとそこで完全に止まってしまったりする。「頭が真っ白になる」ってやつだ。

そのたびに、子どもってすごいな~と思う。

私自身、子どものころは、何をどう覚えていたのかわからないけど、発表会で弾くこともそんなに怖くなかった。全部忘れちゃうなんて思ったこともなかった。

たぶん、面倒なことを考えてなかったからだ。大人になると、ごちゃごちゃ考えてしまう。例えば、こんなこと――。

一音一音、鍵盤のどこを叩くかを覚えているわけじゃない。流れなのだ。言い換えれば、ノリ? なりきり? そんな感じで弾いているので、急につっかえると、いっきに現実に引き戻されてしまう。そうなると……

「 私、今、何してるんだっけ?」「どこを弾いているんだっけ?」

そう思ったら最後、次はどの鍵盤なのか、スッコーンと飛んでしまう。

これが一番怖い。ステージの上で、たった一人でグランドピアノと向き合ってるときにこれが起きたら、私はいったいどうしたらいいのだろう……とかとか。

おー、怖ッ!

まあいいや、恥も何もないわ。こうなったら、ノリとなりきりをどこまで楽しめるか。ドビュッシーさんの世界にどこまで入り込めるか。それだけを思って弾いてみよう。

そもそもそんな大胆なことを、40年ぶりの舞台の上でできるのか、私?

うーん。やっぱり無謀だったかなあ~(;^_^A

 

 

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