3回目のワクチン接種、どうする?

日々のこと

蜜柑

2回目のワクチン接種から、ちょうど半年が過ぎた。

また来てしまった……

先月、3回目のワクチン接種券が自治体から届いたとき、正直、前回とはまったく違う感情を覚えた。

1,2回目の接種券が届いたときは、「やっと来た」と思った。だけど今回は、「また来た…」。

いや、「また来てしまった…」かな。手にした封書を、いったん引き出しにしまった。あまり開封したくなかった。

数日間、そのまま置いておいたものの、なんだか気になる。

仕方ないので開封すると、2回目接種日の6カ月後から3回目の接種を予約できるとのこと。そして、1,2回目と同じ接種番号が印字されていた。

不思議なもので、「接種券」と言われると、「受けなきゃいけない」と暗に言われてるような気がする。決してそういうわけではないのだろうけど。

1回目、2回目を思い出す

1回目のワクチン接種は、なかなか順番が回ってこなかった。

昨年の夏、東京に住む友人や仕事仲間たちが次々と接種し終えて活動を再開する中、私が住む自治体は、2歳刻みに少しずつ接種年齢層を広げていく態勢をとっていて、私の年齢に回って来たのは、秋に差し掛かるころだった。

あのころは、仕事をするにも、何をするにも、ワクチンを済ませないと何となく動きづらい雰囲気があった。

だから9月初め、1回目を接種できたときはホッとしたものだ。

ところが、1回目を受けて2日後だっただろうか。突然、胸が苦しくなって動悸がした。ものの数十秒で治まったものの、何とも言えない不安感が残った。

一応、接種したクリニックに連絡すると、心電図を撮りに来るよう言われた。結果は異状なし。2回目接種にも差し障りはないとのことだった。

そして2回目接種。2回目は、翌日から頭が割れるほどの頭痛に襲われた。片頭痛持ちなので、ある程度、頭痛には慣れているし、私の片頭痛は珈琲を飲めばほぼ治まるのだけど、ワクチン頭痛はその比じゃなかった。

枕に頭を押さえつけて、うずくまった。そうしていないと、痛くてどうにかなりそうだった。

たぶん、丸1日ほどで少しずつ和らいだのだったと思うけど、とてつもなく長く感じたことは忘れられない。

3回目をどうするか?

頭痛が治まると、何事もなかったかのように、ケロッと元気になった。だけど、あの痛みは尋常じゃなかった。だから、もうワクチンはたくさん!と思っていた。

あれから半年。たった半年で3回目か……。

接種券の封書をずっと見てるのが嫌で、とりあえず3回目の予約をネットで入れた。その日が近づいてきたらまた考えよう、と結論を先延ばしにしたわけだ。

3月になった。

接種予約日は3月末。その日が近づくにつれて、少しずつ気が重くなっていった。いよいよ接種日が1週間前に迫ったとき、思った。「やっぱり嫌だ」と。そして、パソコンを開いて、キャンセルの手続きをとった。

私自身の感覚に正直に

何が正解なのかは、わからない。そもそも、正解があるのかすらわからない。

だけど、一つ言えることは、ワクチンは私には合っていないのだろうってこと。体が拒否していた。2回受けてみてそう思ったのだから、その感覚に正直になろうと思った。

接種日が近づくにつれて気分が重くなっていって、キャンセルしたら、憑き物が落ちたようにスッキリした。

その日の夜、友人から小包が届いた。箱を開けると、爽やかな香りとともに、たくさんの「小夏ちゃん」が現れた。

高知で生まれた柑橘「小夏」。土佐にゆかりを持つ友人からの優しいエールに思えた。

これでいいんだよね。無理しなくても。

小夏からビタミンCをいただいて、免疫力をつけよっと。

ありがとう!

 

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