バランスボールに座る

体のこと

ボール

仕事中も、食事中も、私は、自宅ではバランスボールに座る。

立ち上がるたびに痛む足

4年前、足を骨折して3カ月半の松葉杖生活をしたのだが、松葉杖から解放された後もずっと、足の痛みが消えなかった。とはいっても、ずっと痛いわけではなかった。朝起きてベッドから立ち上がるとき、そして、しばらく座っていて立ち上がるとき。つまり、横になったり座っている状態から立ち上がると、骨折した側の足裏が、痺れのような痛みのような、なんだか自分の足ではないかのような違和感を覚えた。

だから、歩き始めは5~6歩、折った側の足を引きずった。ただ、数歩歩くと治ってくる。すぐに治るから、きっとそのうち痛みは消えるだろうと高を括っていたのだが、これがなかなかしつこく続いた。

そんなとき、ある取材で「バランスボール」に出会ったのだ。

バランスボールが椅子に?

バランスボールに座って弾んでいるだけで、インナーマッスルが鍛えられて、体が締まる。だから、ウエストやヒップも引き締まり、体重も落ちる、という話だった。

たとえ弾まなくても、バランスボールに座っているだけで、体幹が鍛えられるという。

ちなみに、バランスボールの先生のお宅には椅子なるものが一つもない。代わりに、家族1人ひとりの身長にあったバランスボールが、リビングに転がっているのだとか。

家族全員、テレビを見るときも、食事をするときも、勉強するときも、それぞれ自分のバランスボールに座っているとのこと。子どもたちはときどき、アクロバティックにバランスをとって遊んだりしてるらしい。

体に負荷のかからない態勢

その話を聞きながら、「これかもしれない!」と直感した私は、早速、amazonでバランスボールを探して購入。椅子として使おうと思ったので、部屋に置いてインテリアとしても通用するよう、オフホワイトを選んだ。

早速、座ってみた。いい感触だ。椅子にする場合は、フィットネス用ほど空気をパンパンに入れず、座り心地いい程度がいいらしい。そのまま原稿を書いてみた。

長時間座ったまま書き続けても、疲れない。立ち上がってみたら、不思議なほど足の違和感が小さかった。どれだけ長く座っていても、あまり痛くならない。

その日から、私は椅子をやめて、バランスボール生活にシフトした。そのうち、朝、起き上がったときの最初の一歩、あの自分の足ではないかのような違和感も少しずつ消えていき、そのうち全くなくなった。

あれから2年半、私は家では椅子に座ることはない。原稿を書くときも、読書するときも、食事をするときも、バランスボール。もうそれが私にとっては日常で、当たり前になった。そして、気づいたことがある。

バランスボールに座っていると、背もたれがないから、どこにも体重を預けない。かつ、球体だから、座りながらも自分でバランスを保っている。しかも無意識に。これは、実は最も体に負荷のかからない態勢なのではないか、と。

どこにも余計な力が入らない。だから、何時間座っていても疲れない。そして気づくと、肩こりや腰痛も昔ほど起きなくなっていた。

なんて良いことばかり書くと、「バランスボール万歳!」みたいだが、そうは思っていない。単に、そのときの私には合っていた、ということだろう。当時、骨折直後のバランスを崩していた私の体を、バランスボールが整えてくれたことは確かだと思う。

 

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体のこと

Posted by 伊都