手作り恵方巻を、黙ってひたすらモグモグ
今日は2月3日、節分だ。鬼のお面を作って豆撒きしてたのは、2年前、娘3年生までだったかな。
豆撒きより恵方巻
昨年は、豆は買ったけど、コロナ禍だったので撒かずに、年齢の数だけ食べた(はずだった)。
娘は10歳だったけど、30歳ぐらい食べていた。私は50歳だったけど、20歳ぐらいでお腹いっぱいになったような。
で、今年。今年は豆は買っていない(買いそびれた)。
娘も「花よりだんご」ならぬ、「豆より恵方巻」と言っている。
偶然にも、今日来たパルシステム(coop)の食材の中に、「マグロのたたき」を発見。これを常備しておくと、もしものときに、白ご飯とネギさえあれば、すぐに「ねぎトロ丼」が作れるという優れもの。
そうだ! これを使って、恵方巻を作ろう!
娘、初めての海苔巻きに挑戦
で、今年は急遽、晩ご飯に恵方巻を作ることになった。娘も大乗り気!
メインの具材はマグロのたたき。そこに、卵とキュウリを合わせて、海苔で巻く。
ただ、情けないことに、我が家には海苔巻きを作るための「巻きす」がない。
ざるそば用の「竹すだれ」ならあるけど、形が丸いし、何より小さすぎる(・_・;)
で、結局、まな板の上に「巻きす」がわりにラップを敷き、そこに海苔を置いてみた。
なんとかなりそう――。
たしか昔、母と巻き寿司を作ったとき、「海苔いっぱいにご飯を敷き詰めるとうまく巻けない」って言ってたっけ。
記憶をたどりながら、海苔の左半分ほどに酢飯を薄く広げ、そこにマグロのたたき、焼き卵、キュウリを置いて巻いていった。
うん、いい感じだ。悪くない。
1つ目を私が巻いたところ、反省点が幾つか出てきた。
ご飯は、海苔の端まできれいに載せたほうがよいこと。海苔の左側3分の2にご飯を敷き詰め、右側3分の1は開けたほうがうまく巻けること。(1本目は開けすぎた)
それを踏まえて、次は娘が1本目に挑戦。
いい感じに巻けたみたい。ただ、ちょっと巻きが弱かったようで、出来上がりがちょっぴりフニャフニャ。
すぐさま、2本目。これは固く巻けて、なかなかの出来栄え。
調子に乗って3本巻いて、最後の1本は「パパ用」にラップで巻いて冷蔵庫へ。
どうやら2本は自分で食べるつもりらしい(;^_^A
お味噌汁と、恵方巻をお皿に並べて、着席。
モグモグ、願い事、モグモグ、願い事
「いただきます」とともに、まず1本目は「例の食べ方でいこう」ということに。
恵方(今年は北北西)を向いて、無言でモグモグ。このとき、願い事を心の中で唱えながら食べるといいらしい。
ダイニングテーブルから北北西の方向にあるのは、デンシレンジ。二人して、ひたすらデンシレンジを眺めながら、モグモグ、願い事。モグモグ、願い事。ひたすら黙って食べ続けた。へんなの。
1本を食べ終えたところで、私は早くもギブアップ。娘は、自ら作った恵方巻に大満足で、すでに2本目にかかっている。
「ゆっくり食べるのよー」と声をかけたけど、聞いちゃいない。
結局、2本食べて、「苦しい……」とソファーに倒れ込んだ。
毎年思うのだけど、恵方巻の縁起担ぎのこの食べ方、絶対、体によくないよ……。
せっかくおいしい恵方巻、きれいに切って、3色の切り口を見ながら、ゆっくり、おしゃべりしながら食べたい。
同じ方向を向いて、言葉を発せず、ひたすら食べるのが縁起がいいなんて、いったい誰が決めたんだろう。
……とは思いつつ、毎年、そうやって食べてるんだけどね。「縁起がいい」ことはやっぱり倣っておきたいのが日本人なんだろうか(;^_^A
それにしても、今年の手作り恵方巻、おいしかった! これからは毎年、手作りにしよう♡
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