ふたごちゃん卵の不思議な力
ここ数日、何がどうというわけでもないのに、なんだか慌ただしい。
卵を割ったら、ふたごちゃん！
普段のルーティンに加えて、仕事でちょっとしたトラブルが起きたり、娘に少し風邪症状が現れて、数日間ヒヤヒヤしたり。２日ほどで、あっさり元気になってホッとしたけど。
そんなことやら、あんなことやらで、気づいたら３月。
おひなさまを飾ったのは、くどいけど３月３日当日になってしまった。まあ、これについてはギリギリセーフとしておこう。
何かに追いかけられているような日々。せわしないというか、落ち着かないというか。
と思いながら、昨日の朝、オムレツを作ろうと卵を割ったら、なんと「ふたごちゃん」♡
娘に見せて、二人で「おーー！」と盛り上がった。
ふたごちゃん卵をよく見ると、単に二つの黄身が並んでいるわけではなく、確かに黄身は二つなんだけど、その二つが寄り添い、もう少しで一つに溶け合いそうな雰囲気。
この状態を見ると、やっぱり「ふたごちゃん」というのは、お互いの一部は自分自身のようなところがあるんだろうなあ……としみじみ思った。
遺伝子レベルでという言われ方がされたりするけど、この二つ並んだ黄身が一つの膜に覆われている姿を見ると、遺伝子というより、魂レベルで繋がっているように思えてくる。
何となく、娘と一緒に「ふたごちゃん卵」を拝んだ。そして、オムレツにしていただいた。
淡々と過ごす日々にこそ
で、今日のお昼。
ランチにカルボナーラを作ろうと卵を割ったら、なんと、またもや「ふたごちゃん」！
２日連続は、さすがに驚いた。同じ卵パックの、それも隣同士の卵が、ふたごちゃんだったのだ。
これって何か意味があるんじゃないかなあ～と考えてはみたものの、皆目、見当がつかない。
まあ、いい。
２日連続、ふたごちゃん卵に出会い、うまく言えないけど、気持ちの澱みたいなものをスッと履き出してくれたような気がした。ここ最近の余裕のない気持ちに区切りをつけることができたような、そんな感じ。
気持ちを切り替えてくれる出来事は、いつ、どこに転がっているかわからないものだ。
とりあえず、気持ちが落ち込んでいても、せわしなくて余裕がなくなっていても、とにかく日々の生活を淡々とこなしていれば、きっと何かに出会うことができる。
ふたごちゃん卵を見ながら、お年玉年賀状に当たったような、なんだかちょっとスキップしたい気持ちになった。
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