サンタクロースにお土産が?!
今年のイブ、「娘にサンタクロースはやってくるのか問題」が我が家にはあった。
「イブの夜まで預かってて」
以前ここにも書いたが、「サンタクロース」という夢の中でまだ遊んでいたい娘を、有無を言わさず現実に引き戻してしまった「夫」の発言。
ぐうの音も出ない状況だったので、さすがの娘も「サンタさんはいるもん」とは言わなくなったけれど、いやいや、彼女も負けていなかった。
意地か開き直りか、「サンタ」にしがみつくと決めた模様。夫(パパ)から渡されたNiziUのアルバムを私に差し出し、こう言った。
「ママ、イブの夜まで預かってて」
……つまり、イブの夜に、枕元に置いてね、ってことだ。
ラジャ。
「サンタクロース」はいるかいないかだけじゃないんだよね。朝起きたときの、あのワクワク感、ドキドキ感。あれこそが子どもの宝ものなんだから。
サンタさんが来た!
あれからおよそ10日。
私は、あの後、さすがに楽天ポイントでゲットしたCDアルバムだけじゃ味気ないので、ちょっとしたものをチョコチョコ買い足してあった。
クリスマスイブがやってきた。そして、夜。
娘は普段より気持ち早めに布団に入ったようだ。最近、夜更かし気味だったから、よかった。サンタ効果だ。
そういえばさっき、なにやらクリスマスツリーの下でごそごそ何かしてたけど、何だったんだろう。
で、見てみると……
小皿にお菓子が載せてある。おこずかいで買ってきた2種類のグミがちょっとずつ。
サンタさんへのお土産のようだ。
娘も考えたものだ。なるほど。じゃ、気持ちはありがたくもらっておこう。
サンタさんは、世界中の子どもたちにプレゼントを届けるから、なかなか疲れるんだよ。甘いものは嬉しいな。ごちそうさま。
翌朝、ずいぶん早起きした娘は、枕元の包みを嬉しそうに抱え、寝室を出た。10日前、一度手離したNiziUのアルバムと再会し、プレミアのメンバーカードとご対面。「リマだったよ♡」と嬉しそう。
一緒に入っていた文房具やお菓子もとても喜んでいて、やっぱりサンタさんって絶大!
そして一言、「サンタさん、来てよかった…」とつぶやいた。パパに種明かしされちゃったから、来るかどうか心配だったそうだ。
来年は6年生。ということは、サンタさんも来年で本当に卒業だろう。
さて、最後のサンタさんからは、何が届くだろうか?
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません